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Bricca転職祝い


転職した友人(忍ちゃん)の活躍ぶりを肉眼で拝すべく、三軒茶屋のBriccaさんへ!確か2年くらい前に一度お伺いしたことがあったはずなのに、すっかり道を忘れていて、お店の前を通り過ぎる始末。忍ちゃんに見られてなくて良かった…。

料理は予めコースをお願いして、ワインも食事のペースに合わせてその場で銘柄を選んでいただくスタイルで。するとまぁ、のっけから鮪のハムやら里芋と鯖のパテやら、食欲のそそる品々がどんどん!!!



水蛸を一度冷凍&解凍して繊維を壊してあるというコンフィは、解説のとおりプリプリしつつ柔らかくほぐれて、ソースとの馴染みも良好♪忍ちゃんが以前まで働いていたのがお寿司屋さんのせいか、蛸料理が桜煮じゃないというのがちょっと不思議な感じ(笑)

初めて名前を聞いたフリコと呼ばれる一品。マッシュポテトにチーズを加えたものをセルフィーユと一緒にソテーしたのだというのですが、その小麦色の肌の正体は削ったパルミジャーのチーズとトリュフの衣ということで半端じゃなく香りがよろしい。惚れました。冷めないうちに食べなくちゃとは思いつつ、何度か香りを嗅いではワインをいただいくのを繰り返してしまったり…。



名前を失念してしまったけれど、手のひらのデザインが印象的だった白ワインは、控えめに言ってロゼか、否やっぱり赤ワインと見間違う色合い。香りもラベンダーの印象を含んたスパーシーさで、こちらもグラス口に鼻を近づけてずっとクンクン香りを堪能しちゃいました。



赤牛のステーキを平らげたところで予約していたコースの料理は終わりだったものの、訪れたメンバー全員が「もっと色んなワインを教えて欲しい」という意見で一致して、追加でチーズをいただき試合続行。忍ちゃんも「さっき出したのはあれだからぁ…」と、セラーの中をガサゴソ。



おかげでデザートを食べ終える頃には終電間際/(^o^)\

「これだけ飲んだら、酔いもさぞかし回っているだろう」と思いながら席を立ったら、意外と平気。たぶん、一度にこんなにもたくさんの種類のワインを、しかも解説付で意識しながら飲むことなんて滅多にないから、興奮して意識が冴え冴えとしていたのかも。

帰宅してから寝付けるか心配。

author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:34
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ジビエとワインとお燗と私@人形町ぼんくら


就業時間中はトコトン伝票を捌いたので、これなら定時退社して飲みに行っても罰は当たらないだろうと、人形町で今月オープンした「ぼんくら」さんへ初訪問!ひっそりとした店頭は、蘭の花がなければ素通りしてしまいそう。

入店すると、先客がカウンター席にお一人で。しかも素晴らしいことに生もとのどぶを召し上がっていらしたので、そのまま私も乾杯のどぶソーダを注文(笑)お通しはシャクシャクした歯触りの楽しいミズのお浸しと、ブリンッと歯応えのシャモ南蛮が迎えてくれました。



店主の加藤さんに開店のお祝いを伝えるとともに、ラム肉のタタキと何を合わせるのが良いかと相談したら、ジョエル・ゴット ジンファンデル カリフォルニアの推薦が。任せるままにいただいたら、膨よかで穏やかで包み込むような優しさ。ラム肉の柔らかい甘を引き立てる感じで、お店の方と相談しつつ飲めるカウンター席最強説(ノv`*)



度肝を抜かれたのは鶏もつ煮込で、とにかくキンカンをたんまり装ってもらえる。しかもこれがレアで、上顎と舌で押しつぶすと肉汁がジュワッと飛び出る特別仕様。旨味の爆弾。噛みちぎろうとしたらビショビショになること必須なので、初めて食べる人は注意案内が必要だと思う(笑)



お隣さんが注文されて&何度も美味しいと連呼されるのが気になって、結果、私もお願いした焼きもろこしポテトサラダ。素朴な味わいで「特筆するほどではない…?」と思いきや、トウモロコシが入っているのを忘れさせるほどジャガイモが甘いんだ?♪しかも具材はゴロゴロ系(≧∀≦)

締めの白レバーの串焼きは繊細なほどフルフルと柔らかく、臭みは一切なくて只々甘い。そしてカウンターの奥に凡愚を見つけてしまったので、駄洒落ながら「ぼんくら」さんの締めにチョイス。 美味しい料理とお酒のおかげで、ヘトヘトだった私がこんなネタで笑えるほど元気になれたことに感謝!

今後ぼんくらさんに通ううえで難点があるとすれば、職場からの道中だと「炉端焼き ぺし」の前を通り過ぎなきゃいけないのと、交差点を挟んですぐのところに佐々木酒店があるので、つい寄り道をしてしまうこと…。入店退店の際のどちらにも誘蛾灯が立ってる(*´Д`*)

JUGEMテーマ:日本酒

author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:09
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浅草橋→亀戸コース


わざわざ浅草橋駅で下車をしたのは初めてだったけど、手芸用品の問屋さんがたくさんあって、こんなに楽しい町だとは思わなかった!真珠のネックレスやベネチアンガラスのペンダントトップが300円で売られていたりしていて、金銭感覚がおかしくなりそうに。

待ち合わせ時間までたっぷり買い物した後は、清澄白河で醸造もしているフジマルさんへ。名物の山形産シャルドネの生樽を乾杯にいただき、同じくフジマルさん醸造のデラウェアと飲み比べて、幸先良好!

そしてお次のワインを選びに、併設されているセラーへ足を踏み入れ、地域別に分類された棚から銘柄をチェック。でも、あんまりのんびりしていると風邪をひきかねない寒さ(笑)



エスカルゴのお皿に盛られたのはタコ焼きのように見える、まさに中身タコ焼きなクロケット。丸ごといきなりかぶりつくと、下を火傷する恐れあり…。ガーリックソースと合わせるのが好き。

ブリュレ仕立てのレバパテと選んだワインの相性が抜群で、やっぱりこういうお店にはワイン好きの人とこそ訪れて、全てを任せてしまうに限る(´▽`)



若干、ゴンゴンゾーラチーズがたっぷりかかったグラタンには、ネギと里芋がゴロゴロ入っていて食べ応えあり。サラミ盛合せのプレート奥に黒く光る鹿のサラミは初めて食べたけど、肉の持つ味のポテンシャルは半端なく、必要最小限に抑えただろう香料を削いだ仕立てが美味しかった〜。



デザートのキャラメル&ミルクティーアイスの余韻が残ってるうちに電車を乗り継ぎ、二軒目は亀戸のオンブラさんへ。思いのほか路地の奥まった先にお店はあって隠れ家的♪そんなこともあって、いきなりフラリと来訪するお客様は少ないらしく、入店するなりマスターからは「どなたかのご紹介ですか」と尋ねられちゃった(о´∀`о)



オンブラさんにお伺いしたら、絶対楽しみたいと心に決めていたのが生ハム盛り合わせ(大)とお燗のハーモニー。生ハムの塩気と油分がお燗と混ざり合ったときの至福を、これでもかというほも味わえます。あと、入口から一番奥のカウンターに着席すると、目の前でマスターがハムをスライスさる姿もガン見できる…♪



食事はじゅうぶん頂いてきたはずなのに、メニューから水餃子を発見してつい追加注文。これがまた山椒が効いてて美味しいっ。今度こそちゃんとご馳走様をしようと、棚の奥で見つけた蒸留酒を注文するとともにお会計を依頼。

ゆるゆる飲み続けられちゃうお燗だと終わりどきを決めるのが本当に難しいから、どこかでちゃんと区切りをつけなくちゃね!家にも一本買っておこうかしら…。(ちなみに今夜いただいた銘柄はリカーズのだやさんで購入できますよと教えてもらっちゃった)

author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:56
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第2回赤羽昼酒ツアー&板橋花火大会


毎年恒例にしたい、板橋花火大会前の赤羽昼酒ツアー。今年は新装開店したばかりのまるよしからスタート!壁にかかるメニューも、まだ白くまぶしいくらい。しかし、景気よく乾杯したものの、ちっとも料理が来ない…。



悪い予感は的中で、ファーストオーダー飛ばされて、後から注文したもつ焼きの方が先に出てきた。オーダー票を確認してもらうと、料金はしっかり乗せてあったので、そのあとすぐに調理してもらえました。名物というキャベ玉にはちょっと日本酒が振りかけられているのかな??塩胡椒だけじょなくて、独特の香りがする〜。



二軒目のいこいは携帯使用禁止なので、お楽しみの様子は撮影できず(´∀`=)ここでもモツ煮とモツ焼きを注文。今日はホルモンまみれになると決めていたのだ。



三軒目に今日一番来たかったのんきへ!時刻は16時を回ったばかりというのにほぼ満席で、滑り込みセーフだった模様。じゃがいも入りのもつ煮は聞いてた前評判以上に美味しくて素晴らしい。シロの肉厚が薄めというか滑らかで、臭みは全くないのにコク深くて、これまで頂いてきたもつ煮のなかで一番好きだと言いきれるクオリティ!



ゆで刺しは三点盛りにして、レバ、ハツ、タン。本当はシロをお願いしていたんだけど、仕込みの関係で30分くらいお待たせしまいそうだからということで断熱…。普段だったら30分なんて時間、喜んで待つところだけど、一応この後に花火大会の席を予約していたので(>_<)

なお、メニュー上「ゆで刺し」と表記されていても、表面がさっと湯通しされている程度で、どれもプリプリとして食感が味わえて、こちらもたまらない仕上がりです。レバーは胡麻油塩、ハツはポン酢、タンはにんにく醤油と合わせるのが個人的にオススメ。

そしてシロは串焼きにしても美味しかった。串焼きで繊細な口当たりって表現をかつてしたことがない。レバーも中までしっかり火が入りつつ、ちっともボソボソ感がなくて食材の良さと焼きの腕を感じさせてくれる!最後はハツモトで締めて心残りなし!!否、やっぱりシロのゆで刺しと、秘伝のタレを纏わせたというピーマンの肉詰めも次回訪問の際は食べたい(笑)



お腹と胸をいっぱいにしたところで、大混雑の電車を乗り継いで板橋花火大会の会場へ。流石は有料観覧席を予約しただけあって、ナイアガラまでバッチリ観賞。今年はスポンサーにポケットモンスターがついていたらしく、アニメの初代オープニングテーマと一緒にモンスターボール柄の大玉が打ちあがって、会場は大盛り上がり。おそらくピカチュウと思われる花火もあったんだけど、お世辞で言ってメタモンが化けたときの間抜け顔な仕上がりで…。それはそれでまた会場も盛り上がったんだけど。

二年連続でツアーを組んで、毎回これだけ違った楽しみがあるのだから、これはまた来年も開催決定かな!
author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:48
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香ばしい蕎麦味噌とふわふわ蕎麦がきに夢心地@菊谷別邸(大塚)


竹鶴シャツが似合う兄さんに案内いただいたのは、巣鴨で人気の蕎麦処「菊谷」さんの大塚別邸。あまり出たことのない北口を抜けて歩くこと数分。「やぶ蕎麦」の大きな看板が目に入り、ああこちらなのねと思って足を止めたら、実はその隣の店舗というドッキリ仕様(笑)

乾杯は各々地ビールだったりハイボールだったりを好きにお願いして、私はココ・ファームのこころぜを注文。ジャムのような甘い香りにうきうき〜。



今夜は我々4人のみの予約だったようで、カウンター席に横並びの配席。最大で6名はかけられるのかな?ゆったり過ごさせていただきました。大将がひとつひとつ丁寧に天ぷらを揚げている様子がうかがえて、たいそう眼福。

そして名物の蕎麦味噌やチーズ&サバ燻製を出されてはお燗に移らない訳にはいかないと鯉川のにごりを醸造年度違いで2合ずつ飲み比べ。そう、2合ずつ。隣で兄さんが注文するのを聞いて「え?」って思いましたけれどね、これだけで4合になるんですもん。でも、4人だとサクッと飲めちゃうものなんだと分かりました。





菊谷さんのふわふわの蕎麦がきを頂いていると、不思議な事に「今日も一日頑張って働いた甲斐があった」と自分自身の勤労をほめたくなる。これだけ美味しくて&食べていて幸せになるものを、私には摂取する権利があるのだと再確認したくなるのかな?とにかく食べていると癒される(笑)

一方で本店でも定番メニューの馬刺しからはスタミナをモリモリ貰って、明日への活力が生まれる♪





カウンター席の醍醐味と言えば、眼前に広がる酒棚。そもそも料理はコースでお願いしているものですから、次に選ぶお酒はメニューなんて広げずに、ただ正面を見据えれば済むという…。もちろん大将にお勧めを尋ねるのも良し!そうすると、単に同じお酒が並んでいるだけだと思っていたら、実は酒米違いだったり醸造年度違いだったりすることもあったり(睡龍!)。

そして何より、お勧めのワインを聞いてボトルで頂戴できちゃったりも♪今夜は竹鶴シャツの兄さんが一緒なので、特別な一本のご相伴にあずかれました(´∀`*)



締めのお蕎麦は栃木県益子産、蕎麦がきで使用したのと同じ五島列島産、茨城産と産地と打ち方を変えて3種類。どれもエッジが効いてキラキラと輝いてい、見た目にも美味しい。食べても美味しい♪その場で来月の予約もお願いしました(´∀`*)

近々、本店でお酒の会を開催すると言う噂も聞いて、これからますますお世話になりたいっ。
author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:49
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各地鶏の格別美味しい部位から一本@とり茶太郎(渋谷)


先月にお伺いした大塚クロウタドリさんの焼鳥が美味しかったという投稿を読んだ友人が「渋谷のとり茶太郎さんも絶対に気に入ると思う!」と勧めてくれたので、一緒にお邪魔してきました。入店すると、8名掛け程のL字型カウンターのなかから優しげな大将と女将さんがニッコリとお出迎え。こじんまりとしっとりした空間に「これは友人が一人で通う理由が良く分かなぁ」と思っていると、実は奥に座敷席もあって、けっこう席数は多いのだという♪

渋谷駅から10分ほど歩いてきたので、スパークリングワインを注文して軽やかに乾杯。まずはお通しと一緒に鶏なめろうをいただくと、これはすぐにも日本酒に移りたくなる良いお味♪行儀悪くカウンター席から大きく振り返って、友人と一緒になってガラス張りのお酒用冷蔵庫の中身を物色〜。



串焼きは基本的にコースになっていて、最初に5本や8本といった具合で本数をリクエスト。コースが終わると串焼きの単品メニューがあらためて渡されるので、それから別途注文していくスタイル。苦手な部位や食材等は予め確認してもらえるので、大将がその日仕入れたお勧めの一串を心おきなく楽しめる仕様!



ワインもボトルで揃っていらっしゃると言うことなので、女将さんがお勧めくださったガメイ オブ ガメイと名高い一本をお願いして二度目の乾杯。プチトマトを頬張り、爽やかな酸味を味わっていると「いつでもお燗もご用意できますから、遠慮なくおっしゃってくださいね」と早くも次のアテンドが。スミマセン、今日は二名でお伺いしているのですが、友人はいつもどんなペースで飲んでいるんでしょうか…。

ちなみにお燗の話しの流れで、なんと明日、池袋の螢月のウッシー店長をお燗番に招いてお酒の会を開催する予定であることが判明!日取りも日取りなので、当然満席御礼で参加することは叶わなかったですが、日本酒業界の密度の濃さを改めて実感。



鶏肉は部位によって鶏の種類を分けていて、内ももとハツは比内地鶏、レバーはホロホロ鶏、もも肉のステーキは軍鶏といったように、どれも旨味たっぷり&香ばしくて本当に美味しい。写真に収めてはいるものの、はやく冷めないうちにいただくのが最優先で、残念ながら手ぶれしてしまった串は諦めて記録に残らず(笑)

ウズラの卵なんかは白身は弾力があるのに黄身はとろっとした仕上がり。ホロホロ鶏のレバーの解ける感じと言ったら、全体的にちゃんと火が通っているのに、焼きすぎずフワフワとした食感で、どちらもおかわりを所望したかったなぁ。



今回は8本セットを食べ終えてから、結局何本を追加でいただいたんだろう。ご馳走様の後にはサービスで温かい鶏スープを頂けるのだけど、これがまた美味しくてもう一杯くらいお酒も進んじゃうんじゃないかと未練が残る〜。いやいや、そんなことを言っちゃいけないのだけど。この名残惜しさを胸に、次の来訪につなげようっ。
author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:00
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旬の山形食材料理と優しいお燗にほっこり@菜種彩


お酒を飲むためだけに、珍しく遠征。京成線を乗り継ぎ千葉中央駅で下車をして、モノレールの線路の下をくぐりり抜けた先の菜種彩さんへ!入店するなりカウンターに並んだおばんざいの数々に喉が鳴りつつ、乾杯のどぶソーダによって別の意味で喉を鳴らしたり♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪



まず最初にいただいたのは、山形産尽くしの山菜盛り合わせ。近所の八百屋さんではすっかり見かけなくなっていて、もうシーズンも終わりかと思っていたから凄く嬉しかった!そしてまた綺麗に盛り付けられた一菜ずつ指を刺しながら「これがしおで、こごみ、こしあぶら、うるい、どぼな、あかみず、ワラビ、最後に蕗味噌ね」と説明する女将さんの姿にうっとり・・・。もちろん私が覚えきれるわけがないので、メモをして食べ比べさせてさせていただきました。





中盤になって、お料理はカウンターに並んでいたおばんざいを頂戴することに。芋煮は並んでいなかったので、果たして肉は牛なのか豚なのか、味付けは醤油か味噌なのかを楽しみにしつつ、一緒に注文。お酒は特にメニューというものがなくて、女将さんに好みを伝えるか、または棚に見えたものをオーダーするスタイル。それがまた楽しい(ノv`*)



ちなみに芋煮は牛肉の醤油でした。なかなか都内で庄内の豚肉味噌仕立てを味わう機会は少ない(笑)締めにもう一度どぶをお願いすると、秘蔵の26BYを温度は高めにつけてくださり、最後の最後まで優しいおもてなしを頂戴しました。

おかげで帰りの電車のなかでもホッコリした気持ちで、のんびり帰宅。いつも足を運ぶお店と比べるとかなり距離が離れているし乗り過ごしも怖いけど・・・、旬の食材をいただきに定期的に訪れたいな。
author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:26
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クロウタドリで焼鳥に合わせて磯蔵酒造稲里コンプリート@大塚


飲み友達がやけに美味しそうな焼鳥の写真をアップしていたので、気になってお店情報を聞いてみたところ、大塚にクロウタドリさんという焼鳥屋さんが新しくオープンしたことを教えてもらいました。なので、早速訪問!

本当にまだオープンしたてのようで、ネット等に掲載されている情報はほとんどなく、ひとまず全てお任せしてしまおうと「前菜とレバーパテ付きの串焼き8本コース」(2,500円)を注文。乾杯のお酒は、国産ばかり常時7タップそろえているというビールに若干惹かれつつ、やっぱり日本酒からスタート。一番の定番という、稲里辛口「雲」で乾杯。



蕗のお浸しやピクルス等前菜にレバーパテをいただいた後は、いよいよ串焼きコースのスタート。もちろん1本1本丁寧に熱々のまま出してもらえます!まず初手の心(ハツ)は、この歯応えとジューシーさ唇がツヤツヤになって、この後に出てくる串焼きの期待度が格段に上がる上がる!!お酒は一合注いでもらったはずなのに、あっという間に空いてしまって、稲里は二杯目の純米「山」へ移行・・・。



お店のつくりはカウンターのみ8席程度。少し背の高めのしつらえになっていて、腰をかけると優しげなマスターと目線がちょうど合うのが心地いい空間。おかげで串を出していただく合間に少しずつお話を伺うことができて、日本酒(磯蔵酒造)やワイン(ココファーム)が各一蔵のみの取り扱いなのは、独立前に修行していたお店が懇意にしていて、マスター自らもお気に入りの醸造所だからということ。そういうお店と蔵が寄り添っているお話を聞くと、グッと心にきます・・・ッ。

純米日本晴「土」を飲みきったところで、マスターから「日本酒がお好きでしたら、メニューには載せていない吟醸系もありますよ」と嬉しいご提案が!もちろん頂きます!!しかし、もともとはこの「星」も「月」も常時取扱として載せていたらしいのに「どうもこの地域のお客様は、純米とかそちらの方が好みの方が多いようで・・・」とこぼしていたのか個人的にツボでした。

そりゃあ、これだけボリューミーな手羽には、純米系を合わせたくなる気持ちは分かる♪それに、実はクロウタドリさんから徒歩2分圏内に地酒やこだまさんがあるので、この地域の人たちの日本酒の好みは相当面白いことになっていると思っています(笑)



串焼きでもう一本感動したのが鶏皮。焦げ目のパリパリと脂身のプリプリのバランスは期待通りで、しかも予め振ってある山椒の具合がちょうどいいんですよね。自分で降り足すとどうしても過剰になったりするけど、そんな心配がまるで無い。出されたものをそのまま頂くだけで幸せ。

また、初訪問なので味付けはお任せにしたところ、基本は塩のようでした。しかも塩にはハーブが和えられているようで、遠目からは不思議な深みのある色合。ラストのつくねだけはタレでしたが、これがまたどっしりタイプの熟成純米「玄」のお燗と一緒に美味しいんだぁ(ノv`*)



結局、今夜はクロウタドリにある磯蔵酒造の6種を全てコンプリートしたことで、「そんなに気に入ってくださったのなら」ということで、磯蔵酒造が来月オープンする直営店のポップと蔵元の似顔絵入りクリアファイルを頂戴しました。6月2日〜4日という直近でお披露目会も開催されるようです。今は都内に取扱酒販店が無いと聞いたのだけど、これでまた流通が変わったりするのかな?



締めはお隣のラーメン屋さん。煮干しの出汁が効いていて好みのタイプなのですが、21時閉店らしいので営業時間には注意が必要。今夜もギリギリでした(笑)
author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:10
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さん葉か一周年おめでとうございます


初訪問ですが、さん葉か(サンバカ)さま一周年おめでとうございます。大切な友人がこの春に地元に戻るというので、美味しい料理とお酒でお見送りをしたく、友人と知り合うキッカケを作ってくれた某先輩お勧めのこちらへお邪魔しました。

料理はお任せコースにして、お通しは目光の南蛮に菜花のお浸しに山東菜の鰹節和えが。春の青さが嬉しいなぁとほっこりしていると、店長から「この鰹節はモーツァルト聴かせながら仕込まれてるんですよ」とパンチのある解説を受けて、俄然このあとの展開が楽しみに(笑)



お造りは真鯛と真旗、どちらも高級魚!釣りを始めてから魚の種類を意識するようになったけど、真旗をいただくのは初めて。聞けば西日本を中心に揚がる魚なのだとか。流石はもとGOTARUのマスター、九州あたりの食材の強さには納得。

茶碗蒸しにはすっぽんとブルーチーズとトマトが潜り込まされていて、旨味と酸味とこくの深さに夢中になりました。蒸気が立ち上る際に独特の醗酵臭が漂ってきたので、てっきりブルーチーズによるものかと思っていたら、たぶん表面にまぶされたカラフル粉が発してるぽい?尋ねると醤油かすだそうで、これは色んな食材にまぶしたら全部が酒の肴にかわりそう。



続いてもすっぽんで、すっぽんの肝とクリームチーズ和え。「こんなにスタミナをつけさせてどうするつもりよ♪」とふざけても、真顔でスルーしてくれる優しい友人たち。そしてお酒がすいすい進む様子をみて、お店からは飲み比べ用のお猪口が追加で渡されたり・・・。どんだけ(´∀`*)



お料理お任せコースをお願いしたら、思ったより早く手打ち蕎麦を出されて「もう締め?!」と焦ったけど、全然そんなことはありませんでした。お出汁が美味しくて、これは立派に肴ですね。ウツボとアオサ揚げがジューシーでたまらなかった!



対馬産の猪の角煮は柔らかくとろけるようで、添えられた蕪も香ばしく、サクッとお酒を奪ってゆきました。そろそろ何合目だろう?ふとカウンターに生けられた盆栽に目をやると、鉢には割れた酒器が再利用されているのを発見。オープンから一年も経てば、食器が破損することもありますよね・・・。扱う酒器に対する愛着に触れたような気がして、ほっこりした気持ちになりました。



締めは石鯛の旨味がたっぷり染み渡った炊き込みご飯!そしてデザートはわらび餅仕立ての蒟蒻。蒟蒻は炭火の灰を使って固めた手作りなんだそうで、ほろほろとした口どけは言われなきゃ蒟蒻と気付かないんじゃないかしら…?だって私はどちらかと言うと蒟蒻が苦手なのに、これはおかわりしたいほどだったんだもの(笑)

送別を惜しむ間も与えないほど美味しい料理の数々で、今日のこの日のお店にさん葉かさんを訪れて本当に良かったと感謝の気持ちでいっぱいになりました。明日から始まる二年目の日々に、また私もお邪魔したいです。

JUGEMテーマ:日本酒

author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:51
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山鯨屋@花弁のようなレバーが魅力


1月にお伺いした鶴田のレバーが「神がかっている!!」と話して回ったところ、飲み友達に「駒込駅前に新規開店した山鯨屋のレバーもすごいよ」と連れて行ってもらったのは先月のこと。味付けお任せでお願いした塩レバーは、表面から中心部にかけて美しいグラデーションを備えた見事な焼き上がり!まるで花弁のよう?すっかり気に入ってちょこちょこ通っていましたが、今夜は初めて一人での訪問。

まずはあたり前にレバーを注文して、一緒にシロとカシラの串焼きも。このクオリティで串焼きの基本メニューは90円均一なのは、とってもありがたい。豚ホルモンの塩煮込はお野菜少なめ(刻みネギはたっぷりかかっているけど)、ほぼホルモンのみ具材となっていて非常に食べ応えのある仕様。



山鯨屋来るたびに必ず注文しているのが、先のレバーとチレ、なまず串。チレは造血部位なんだそうですが、味はブレンズの肉質を強めた感じで今や大好物です。なまず串は鰻として出されても信じそうなジューシーさ。泥臭さのかけらもない!毎度、冷めないうちに10秒で完食するよ!!

締めにもう一回煮込み系で、黒煮込み。イカ墨を使ってるから見た目こそインパクトがあるけど、味はデミグラ系。鴨ネギ串も頼んだところだったので赤ワインを注文したら、まさかの一升瓶からどぼとぼ。銘柄はホンジョーと書いてある?マグナムボトルもビックリだ(笑)しかも注ぎ先のグラスは金宮を彷彿とさせて、この大衆酒場感がワクワクさせてくれる!!!

今回は一人なのに煮込みを2皿も食べたから注文を控えたけど、山鯨屋という店名らしく猪や鹿肉の串焼き&あぶり焼きも充実してるので、また次回来たときは食べたい(*´▽`)
author:たおち, category:日本酒(レポ), 23:21
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